革の質については、価格相応で、締めて使ううちにかなり伸びるでしょうし、下手をすれば穴が破れる迄あるかも知れません。これはやむ得ないかもしれません。色染め(と言うより色塗り)や鞣しはかなり低級ですが、これも価格相応です。問題はバックルでしょう。表面処理というよりは、塗装で見た目をつくろうといった感は否めません。使用中での見た目の劣化が著しく大きいだろうと思いますし、この分だと加工の強度にも不安は残ります。梱包も簡易なものでやや乱暴です。これも価格相応でしょうか。何れにせよ、価格相応です。それにも増して、販売での小細工が気になります。特にまとめ買いは、購入者にではなく、販売者側に利がる設定かと感じますので、お薦めはできません。幾つ購入しても穴あけポンチは1本ですから、誰かにプレゼントしようとすれば、ポンチを別に購入しなければなりません。そもそも現物を見ると、他人にあげるといった代物ではありません。一方、ポンチは簡易なもので、多数の穴あけに耐え得るか否かはかなり不安です。個人用でも精々2,3本の購入が無難かと思います。